登山好きは“変わってる”と言われる理由を徹底解説【登山はおかしい趣味なんかじゃない】
「登山が好き」と言うと、なぜか “変わってるね” と言われたり、
「登山が趣味なんておかしくない?」と冗談っぽく言われること、ありませんか?
実際、登山は一般的な趣味と比べて
・体力を使う
・危険な場面もある
・お金も時間もかかる
という側面があり、人によっては理解しづらい部分もあります。
しかし、登山が好きな人には明確な理由があります。
そして 登山は決して“おかしい趣味”ではなく、むしろ理にかなった深い趣味 なんです。
この記事では、
「登山好きは変わってる」と言われる理由 を丁寧に分解し、
さらに 登山という趣味の本当の魅力 をわかりやすく解説します。
読み終わる頃には、
「登山が好きでよかった」と胸を張れるようになりますよ。
なぜ“登山好き=変わってる”と言われるのか?その理由を徹底分析
苦しいことをあえて選ぶように見えるから
登山は「息が上がる・筋肉痛になる・しんどい」というイメージが強く、
一般的なレジャーのように「楽をする楽しみ」ではありません。
そのため、登山をしない人からすると
「なんであんなキツいことをするの?」と不思議に見えてしまいます。
このギャップが“変わってる”と言われる大きな理由です。
ストイックで修行のように見られがち
特に日本では「山=修行」「苦行」のイメージが根強く残っています。
登山者が真剣に山を歩いている姿は、知らない人にはストイックすぎるように見えることも。
しかし、登山者からすると
“楽しいから集中しているだけ”
であり、苦行とは真逆の世界。
この価値観のズレも誤解につながっています。
一般の人がイメージする山=「危険」「キツい」
登山経験がない人ほど、山を「危険でキツい場所」とイメージしやすいもの。
ニュースで遭難事故が取り上げられることが多いのも要因です。
場所によっては崖のような危険な所もあったり、近年では熊に遭遇する危険性も増しています。
そのため、登山が好きと言うと
「危ないことをわざわざしなくても…」
と、心配から“変わってる扱い”されてしまうことがあります。
SNSで極端な登山者ばかりが目立つ
YouTubeやSNSには
- 難易度の高すぎるルート
- 危険地帯を攻める登山
- 冬山チャレンジ
ばかりが拡散されがち。
初心者や楽しむための登山はバズりにくいため、
「登山=変わった人の趣味」
という印象を持たれやすいのです。
価値観が独特と思われやすい
登山好きは
- 天気を見る
- 朝早く起きる
- 装備にこだわる
など、一般人とは少し違う生活リズムや価値観を持ちがち。
この“こだわりの強さ”が、周囲にとっては“変わってる”に見えることもあります。
登山が“おかしい趣味”じゃない理由
科学的に見てもメリットが多いアクティビティ
登山は「低強度の有酸素運動+自然暴露(自然の中にいる刺激)」の組み合わせ。
これが科学的に最強と言われています。
・ストレスホルモンが大きく減少
・認知機能が高まる
・心肺機能が向上
・幸福感が増す
“山を歩く=心と体を整える行為”であり、おかしいどころか非常に合理的です。
費用対効果が高い趣味
必要な装備さえ揃えれば、山に登るのはほぼ無料(場所によっては料金がかかる)
ゲーム課金やテーマパーク、買い物と比べるとコスパが良い趣味です。
- 服や装備などこだわる人
- 遠くの山に頻繁に行く人(交通料)
人によっては初期投資がかかりますが、
長い目で見るとお財布に優しいレジャー といえます。
自然の中でリセットできるメンタル面の効果
緑視率(目に入る緑の割合)が高い環境では、
脳の疲労が減り、気分が安定しやすいことが研究で明らかになっています。
登山はまさに「最高のリセット空間」。
山があるだけで日常ストレスが薄れていく感覚は、多くの登山者が共通して感じています。
年齢を問わず楽しめる希少な趣味
登山は
・10代から70代以上
まで幅広い年齢層が楽しめる珍しいアクティビティ。
家族や夫婦、友人同士でも楽しめる“生涯レジャー”です。
健康維持に最適な全身運動
登山は
- 下半身の筋力
- 体幹
- 心肺機能
を同時に鍛えられる万能運動。
しかも景色がいいので疲れを忘れやすく、無理なく続けられるのも魅力です。
登山好きの人に共通するポジティブな特徴
計画性が高く、危機管理能力がある
登山にはルート確認や天気チェック、装備準備などが必須。
そのため登山者は自然と計画性と慎重さが身につきやすい傾向があります。
自然を大切にする優しい性格
“ゴミは持ち帰る”“自然を壊さない”などのモラルが広く浸透。
環境に対して優しい考え方を持つ人が多いのが登山者の特徴です。
目標達成に強いタイプ
山頂という明確なゴールに向かって歩き続ける登山は、
“達成する喜び”を積み重ねる趣味でもあります。
そのため、仕事や日常生活でも達成志向が強いタイプが多め。
人とのつながりを大切にする
山で助け合う文化が根強いため、
仲間との一体感を楽しむ人が多いのも特徴です。
なぜ登山は人を魅了するのか?“ハマる理由”を解説
日常では得られない達成感
山頂に立った瞬間の感動は、何度経験しても特別。
日常生活では味わえない“成功体験”が得られるのが魅力です。
非日常の景色が人生の喜びを増やす
雲海、稜線、朝日、山の静けさ。
すべてが日常では得られない美しさで、心を揺さぶられます。
登山コミュニティの温かさ
山で出会う人は驚くほど親切。
挨拶を交わすだけでも心が明るくなるような、温かい文化があります。
自分を見つめ直す“内省の時間”になる
歩いている時間は自分と向き合う時間。
心が整理され、悩みも自然と軽くなることが多いです。
登山に対する“誤解”と正しい理解
「危険な趣味」→正しい装備と知識で安全に楽しめる
必要なのは
- 事前準備
- 天候判断
- 適切なルート選び
だけ。
きちんと学べば安全に楽しめる趣味です。
「変わった人がやるもの」→幅広い層が楽しむメジャーな趣味
初心者からシニアまで、社会人にも学生にも人気。
決して一部の“変わった人だけの趣味”ではありません。
「お金がかかる」→初期投資後はコストが低い
必要装備が揃えば、あとは交通費程度。
他の趣味と比べても圧倒的に安く楽しめます。
登山靴(トレッキングシューズ)とリュックさえあればだいたいの山には登れます。トレッキングポールはあると便利!
まとめ|登山は“変わってる”趣味ではなく、人生を豊かにする活動
登山が好きと言うだけで“変わってる”と言われることがありますが、
その理由の多くは 誤解やイメージの違い がほとんどです。
実際には、
- 健康に良く
- 心が癒され
- 達成感も味わえ
- 生涯続けられる
というメリットだらけの趣味です。
胸を張って言いましょう。
登山はおかしい趣味なんかじゃない。
むしろ人生を豊かにする、誇れる趣味です。

