握力のグーパー筋トレやる意味ない?【グーパー運動の効果とは】
握力を鍛える方法としてグーパートレーニングという、手をその場でグーパーする方法がありますが筋トレとして意味はあるのか紹介します。
まず最初に結論として、筋持久力の向上には効果がありますが、握力(筋肉・筋力)の向上にはほとんど意味がありません。
グーパーの効果や握力の効果的な強化方法について詳しく解説していきます。
グーパーは握力強化に意味ない
筋肉をつけるには負荷が必要となりますが、そもそもその場でグーパーするだけで負荷がなく、全く意味がないとは言いませんがほぼ意味がありません。
それでも連続して実際にやっていると前腕がパンパンになりますし、組み技系の格闘技のトレーニングでこの方法がありますが、これは実践で疲労して握力が弱くならないように鍛錬するためです。
筋持久力を鍛える、エクササイズ目的なら効果はあります。もしくは普段運動を全くしない方なら多少の効果はあるかもしれません。
しかし筋肉や筋力をつけたいとなると、負荷が必要になるためほとんど意味がないと言えます。
例えるなら100m走を鍛えるのにウォーキングをするのと同じと言ってもいいほどに効率が悪いです。
負荷の弱いグリッパーでも同じことが言える
握力を鍛えるのに効果的なのはハンドグリップを使用して鍛えることですが、負荷が弱く何回でも握れるようなグリッパーをやっていてもグーパーと同じと言えます。
握力を強くしたい、または大きくしたいのであればもっと高強度なトレーニングをした方が効果的です。
そして、毎日やるのもNG。
毎日やるということは「毎日でもできる程度」でしかやっていないということ。
1〜2日は筋肉痛になるような高強度なトレーニングを行って、しっかり回復させた上でまたトレーニングを行う。これを繰り返し継続していくことで握力は強くなります。
握力を求めるならハンドグリップ
単純に力(筋肉や筋力)を求めるのであれば強度の高いハンドグリップがベストです。
これはハンドグリップが握力を鍛えるためのアイテムだからです。
本格的に握力を鍛えたい人には圧倒的に世界No.1ブランドであるIRONMIND社のキャプテンズ・オブ・クラッシュ ハンドグリッパー(通称CoCグリッパー)をおすすめしますが、初心者の方は負荷の調節が出来る可変式グリッパーが価格も手軽で便利なのでおすすめ。
握力計を握ってリセットを繰り返すといったトレーニングも数値や成長が目に見えるのでモチベーションも上がるため良いでしょう。
グーパーをより効果的にするならお風呂
筋持久力の向上、エクササイズ目的には効果があると言ったグーパートレーニングですが、お風呂の時間に湯船の中でやると負荷がかかるためより効果的。
この負荷は普段ではかかることのない開く方に負荷がかかるため普通にグーパーする以上に効果があります。
その他お風呂で出来る筋トレは以下の記事で紹介しています。
まとめ:グーパーの効果 意味はないのか
握力のグーパー筋トレやる意味ない?【グーパー運動の効果とは】 ということで紹介しました。
今回の記事をまとめると
- 筋持久力の向上には効果あり
- エクササイズ目的には効果あり
- 普段体を動かさない方は効果があるかも
- 単純に握力を鍛えたいのなら効率が悪くほぼ意味ない
筋持久力を上げたい組み技系の格闘技をやっている方、健康や体力維持のためエクササイズ目的な方向けのトレーニングです。
握力を上げたい方はハンドグリップといった握力を鍛えるもので負荷をかけてトレーニングをするようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。