握力はいくつから強いと言えるのか【男女別平均から考えてみる】
ペットボトルの蓋を開けたりモノを持ったりと私たちの日常生活には欠かせない握力。
身体測定などで測ることも多いことから握力はいくつあったら強いと言えるのか?と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
今回は男女別の平均値から握力はいくつあったら強いのかということについて紹介します。
握力はいくつから強いと言えるのか
結論から言うと
- 女性40kg
- 男性60kg
- 力仕事をしている方80kg
これだけの握力があれば強いと言えるでしょう。なぜこのような数値が強いと言えるのか詳しく解説していきます。
女性40kg
女性の平均握力は20kg後半です。
30kgで少し強いレベル、40kgあったらかなり強いと言えます。
霊長類最強と呼ばれる元レスリング選手の吉田沙保里さんが55kgという記録なので女性で50kgもあれば間違いなく上位1%に入るでしょう。
40kgを目指すのであればCoCグリッパー♯トレーナー(約45kg)がおすすめです。
世界1位の記録は女子砲丸投げのクリスティーナマカロフ選手の記録87kg。
男性60kg
男性の平均握力は40kg後半です。
ただしこの平均値はあまり力を使わない一般的なサラリーマンの方の記録も入ってるため40kg後半となっています。
普段から握力を使う仕事をしている方で60kgは平均ですが、力を使わない方であれば60kgは強い部類と言えるでしょう。
握力を鍛え始めると細身な方でも誰でも到達できるレベルです。
60kgを目指すのであればCoCグリッパー♯No.1(約63kg)がおすすめ。
ちなみに室伏広治さんが127kg以上。そして男性の世界1位の記録はスウェーデンのマグナス・サミュエルソン氏の192kgと驚異の数値。
この握力はチンパンジーやオラウータン(推定200kg)に匹敵します。
力仕事80kg
普段から力仕事をしている方の平均握力は60kg程
80kgあったら普段力仕事をしている方の中でも強い部類と言えるでしょう。
80kgあるとリンゴやクルミを握りつぶせるようになります。
握力に自信のある方は「これを握れると一般人卒業」と言われるCoCグリッパー♯No.2(約88kg)にぜひ挑戦してみて下さい。
片手どころか両手でも閉じれない人は多く、雑誌「握力王」でも初見で閉じられる人は稀と書かれている代物です。
健康的な一般男性なら握力を専門にトレーニングを行えば80kgは到達できます。
握力は鍛えれば上がる
握力は細いのに強い人もいれば見るからに力のありそうな人でも弱かったり、ジムで本格的に鍛えてる人でも信じられないぐらい弱かったりするのが握力の面白いところです。
他の筋肉と違って握力は少し特殊なもので神経を鍛えて強くなるものなので、懸垂やダンベルを使ってリストカールをして前腕を鍛えてもあまり握力には効果がありません。
ハンドグリップなどを使って握り込む力を鍛える必要があります。
- 懸垂=ぶら下がる力
- リストカール=曲げる力
握力をとくに鍛えたことがない人は初心者ボーナスといって最初のうちは鍛えれば鍛えるだけみるみると強くなっていく人がとても多いです。
かく言う私自身も初心者ボーナスの伸び具合が楽しくて握力にハマった人間の1人。握力に興味のある人はぜひ1度鍛えてみて下さい。
握力の鍛え方
握力も強くするのに必要なのは他のトレーニング同様に高強度でトレーニングを行う必要があります。
何度も握れるような負荷のグリップやグーパートレーニングは全く効果がないとは言いませんが、持続力を鍛えるのに適していても筋力を鍛えるのには効率が悪すぎる。
連続で5〜10回程度握れるものや片手では1度も閉じられない高強度なグリップを使って握力を鍛えるのが最適です。
1日〜2日筋肉痛になるようなトレーニングを週に2、3日行いましょう。
握力を鍛えたことがない人なら1〜3ヶ月も行えば確実に強くなっています。
握力計の測り方
握力を計測している方ですごい体勢になって測定している方やもう片方の手で測定している方がいますが正しい握力を計れていない状態になっています。
握力の測定方法は
- 腕を自然に下げた状態で測定
- 服や体に触れない
- もう片方の手で支えない
- lb表記でなくkg表記
また○○kg出た!と実際には日本で一般的なkgでなく、海外で使われるlb(ポンド)表記となっている方もいるので表記には注意しましょう。
今では激安握力計と言われる3000円程度のものも多くあり、身体測定で使われるグリップDなどのしっかりとした握力計も購入できるのでこれから握力を上げたいという方は握力計が1つあると便利です。
いつでも数値が見れて自分の成長がわかるのでモチベにも繋がります。
まとめ:握力はいくつから強い
握力はいくつから強いと言えるのか、について紹介しました。
結論としては
- 女性なら40kgあれば強い
- 男性なら60kgあれば強い
- 力仕事をしている方なら80kgあれば強い
ということになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。