ピンチ力と握力の違いとは?それぞれの関係性と鍛え方まで解説
ピンチ力と握力の違いとは何なのか
結論から言うと、握力は主に4つの力に分けられ
- クラッシュ力(ものを握りつぶす力)
- ピンチ力(ものをつまむ力)
- ホールド力(握ったまま保持する力)
- (開く力)
一般的に皆さんが想像する握力とはクラッシュ力のことを考えると思いますが、つまむ力であるピンチ力とは握力の中の1つということです。
クラッシュ力も握力の中の1つ
それぞれ詳しく解説し、鍛え方まで紹介します。
ピンチ力と握力の違い
冒頭にお話しした通り、ピンチ力とはものをつまむ力のことを言います。
ピンチ力も、皆さんが握力と想像する握りつぶす力であるクラッシュ力も握力の中の1つ。
- 手で握る→クラッシュ力
- 指でつまむ→ピンチ力
実生活上でもピンチ力は役に立つ場面もあり例えば硬いネジを指力で開けたり、六角レンチなど小さい工具を使う場面など。
主に握力では適応できない、指を使った作業や場面で有利になります。
握力を鍛える方法
握力を鍛えるのにおすすめなのは握力を鍛える代表的なアイテムであるハンドグリップを使ってトレーニングを行うこと。
中でも強度の高いものを使ったトレーニングが握力を鍛えるのに最適です。
- 1〜10回握れるような負荷
- 片手で1回握れるかぐらいの負荷
低負荷の何回でも握れるものを使っても筋持続力の向上は出来ても筋力アップにはあまり効果的ではありません。
ハンドグリップは主にクラッシュ力を鍛えるものですが、クラッシュ力を鍛えることでホールド力、ピンチ力も自ずと強くなります。
ピンチ力を重点的に鍛える方法
ものをつまむといったピンチ力
これを重点的に鍛える方法を紹介します。
ピンチグリップでピンチ力を鍛える
世界No.1ハンドグリップのIronMind社から出ているブロックバスターピンチグリップ
1度やってみると指がとてつもなくきつくピンチ力の向上には最適と感じますが値段がかなりお高い。
凹凸のないプレートを2枚重ねて指で掴んで持ち上げることでコスパ良く代用できるのでそちらでトレーニングしてもOK!プレートならかなり安く同様のトレーニングが出来ます。
ピンチ力を鍛えるトレーニングの中で1番きつく効果的な方法なのでピンチ力を鍛えたい人はぜひこの方法で鍛えてみましょう。
ハンドグリップでピンチ力を鍛える
低負荷のハンドグリップを使用して指でつまむようにトレーニングを行うことでピンチ力を重点的に鍛えることが出来ます。
最初からピンチ力を鍛えるために低負荷のものを用意するのも良いですが、ハンドグリップで握力を鍛えてくうちに必ず握力が強くなります。
そうして負荷が物足りなくなったハンドグリップなどを使ってピンチ力を鍛えるのも良いでしょう。
第一関節、指の先端側でハンドグリップを掴むほどにきつくなります。
弱いグリップでもかなり負荷がかかるので決して無理はせず怪我のないようにトレーニングを行ってください。
フィンガーグリップでピンチ力を鍛える
握力そのものを鍛えるのには少し物足りなさがありますが、指そのものを鍛えるという珍しい専用のアイテム「フィンガーグリップ」
ピアノやギターといった楽器をやる人に人気のアイテム。
ただ負荷がとてつもなく弱いので指の運動と思って使用する方がいいです。
他ではなかなか鍛えることが難しい小指も鍛えられる点は◎
エクササイズボールでピンチ力を鍛える
手で握って握力トレーニングをするためのエクササイズボール
これも指で握ることでピンチ力を鍛えることが出来ます。
負荷が弱いので握力向上にはあまり向きませんがハンドグリップを指でやるのと比べても怪我のリスクがなくさわり心地が良いのがメリット。
ストレス解消や気分転換にも最適!
まとめ:ピンチ力と握力の違い
ピンチ力と握力の違いと鍛え方について紹介しました。
まとめるとピンチ力は握力の中の1つの力のことを指し、指でものをつまむ力のことを言います。
ハンドグリップで握力を鍛えることで自ずとクラッシュ力、ピンチ力、ホールド力の全てが向上するのでハンドグリップを使って握力を鍛えることをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。