詫び石の語源&詫び石乞食とは?ゲーム好きなら知っておきたい言葉
スマホゲームを遊んでいると「メンテナンス延長につき詫び石を配布します」こんなお知らせを目にしたことはありませんか?
詫び石とは。ゲーム運営が不具合や障害への謝罪としてユーザーに配布するアイテムのことです。
この「詫び石」という言葉から「詫び石乞食」という派生語もあり、ゲーム界隈の独自の文化として広がっています。
本記事では「詫び石」の語源から「詫び石乞食」の意味まで。ネットで見かけるけど意味がわからないという方でも、本記事を読めば一気に理解できるはずです。
詫び石とは?基本の意味と使われ方
詫び石とは、主に基本料金フリーのゲームやスマホゲームの運営が不具合やメンテナンス延長などへの謝罪としてユーザーに配布する”お詫びのアイテム”のことです。
オンラインゲームでは、予期せぬ障害やサーバートラブルが発生すると、ユーザーはプレイができない時間が生じます。
プレイしたかった時間にプレイ出来なかったり、その日のデイリーミッションができなくなるなど。その補填として運営がゲーム内のアイテムを配布し、信頼を回復する狙いがあります。
ガチャ系のゲームでは、詫び石=ガチャようの「石」「ジェム」「クリスタル」などが代表的。例えばメンテナンス明けのゲーム内のお知らせなどで「メンテナンスが予定より伸びたため、全ユーザーに石を◯個を配布します」などが定番です。
要するに「詫び石」とは、運営とユーザーの関係を円滑に保つ”信頼の証”とも言えるでしょう。
詫び石の語源を解説
「詫び石」はいう言葉は「お詫び」とゲーム内のアイテム「石」を組み合わせたネット発の造語です。
多くのスマホゲームでガチャに使用されるアイテムが「石」や「ジェム」と呼ばれるため、謝罪の品=石という表現が自然と定着していきました。
「お詫びの石」というシンプルな組み合わせが、今ではスマホゲーム文化を象徴するスラングにまで進化したのです。
詫び石乞食とは|詫び石はよ
詫び石乞食とは運営に対して過剰に詫び石を要求するユーザーのことです。
ゲームで不具合が起きる度に「詫び石よこせ」「詫び石をもっと配れ」と執拗に要求する姿勢は他のユーザーから「乞食」というイメージを持たれることもあります。
不具合に対する意見を運営に対してSNSに投稿し伝えるのは個人の自由ですが、「乞食」と揶揄されるほどの過度な要求は避けるのが賢明でしょう。
どんなゲームでも不具合が起きてしまうことや、メンテナスが延長してしまうことはあるので、運営も対応してくれているというのは理解していましょう。
SNSで見かける「詫び石はよ」|催促?ネタ?
SNSで見かける「詫び石はよ」とは文字通り「詫び石を早く配ってほしい」という意味のネットスラングで詫び石を配って欲しいユーザーから催促としても冗談としても使われています。
詫び石は”無料でガチャが引けるチャンス”でもあるため、楽しみにする心理から軽いノリで言われることも多いです。
運営とユーザーの関係から見る詫び石文化
詫び石は運営がユーザーとの信頼を維持するために重要なコミュニケーションツールです。
障害時に詫び石によって補填を行うことで「運営は誠実な対応をしている」とユーザーに示す効果があるためです。
長時間のメンテナンスや大規模のトラブル時に「全ユーザーに◯◯石を配布します」と告知をすることで、ユーザーの不満を和らげるとともにゲーム離れを防いでいます。
このことから詫び石は単なるアイテム以上に、運営とユーザーの信頼関係を築く象徴ともいえるでしょう。
まとめ
今回は「詫び石の語源&詫び石乞食とは?ゲーム好きなら知っておきたい言葉」を紹介させていただきました。
詫び石は「お詫び+石」から生まれた言葉で、オンラインゲームでは運営とユーザーの距離が近く、謝罪や補填が文化として定着している環境があります。
オンラインゲームのSNSコミュニティでは、障害発生→メンテ延長→詫び石配布という一連の流れが一種のイベントとして楽しまれています。
とはいえ詫び石でガチャが引ける楽しみもわかりますが、SNSでの過度な要求やゲーム(運営)への文句は避け、健全にゲームを楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。