ハンドボールに握力は必要か【有利になる事は間違いない】鍛え方まで解説
ハンドボールをやるにあたって握力は必要なのか、有利になるのかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、言うまでもなく握力が強い方がハンドボールで有利になります。
ハンドボールで
- なぜ握力が必要なのか
- 強くなるための鍛え方
について紹介します。
ハンドボールは握力で有利になる
まず最初にハンドボールをプレイするにあたって握力がなくても大丈夫ですが、最低限ボールを持ち上げれる程度は必要となります。
このボールを持つというハンドボールでの基本動作は握力を使っているため、握力があるほど有利になる事は言うまでもありません。
- ボールロストが減る
- フェイントなどプレーの幅が広がる
- シュートスピードが上がる
これらはどれも握力を鍛えることで有利にプレイできるようなります。
研究結果からも出ている
日本で行われた「ハンドボール選手の体力の評価に関する研究」の結果からわかるようにハンドボール選手の握力は平均値を上回っています。
- 全国高等学校男子平均42.6
- 全国高等学校女子平均28.1
これに対してハンドボールの強豪選手の男女平均握力は以下のようになっています。
男子ナショナル | 男子インターハイ | 女子全日本選抜 | 女子インターハイ | |
握力(右) | 56.0kg | 46.0kg | 35.5kg | 31.0kg |
握力(左) | 52.5kg | 44.0kg | 32.5kg | 28.0kg |
このように研究結果からもわかるように強豪であればあるほど男女ともに平均握力が上がっているのがわかります。
ハンドボールのための握力の鍛え方
ハンドボールで有利にプレイをするための握力の鍛え方を紹介します。
ハンドグリッパーで握力を鍛える
握力を鍛えるのに代表的なアイテムであるハンドグリッパー。握力を鍛えるのにはもってこいのトレーニング器具です。
何度も握れるような強度の弱いものを握ってもあまり握力強化には向かないので1〜10回握れるような高強度のハンドグリッパーでトレーニングをするのがコツ。
- コスパ重視=負荷調節タイプ
- 握力を本格的に強化=CoCグリッパー
がおすすめです。
1つ握力計を持っておくと成長を実感することが出来てモチベーションも上がるので握力トレーニングをするのにおすすめします。
握力計を握って計り直してと繰り返すことで握力計自体でトレーニングを行うことも出来てとても便利です。
体力測定でも使われている有名なグリップDや2〜3000円程度で手に入る格安握力計などあります。
ハンドボールを使って握力を鍛える
家にハンドボールがあるのならハンドボールを握ったまま腕を伸ばして上下に動かすなど、とにかく握ったままの状態をひたすらに維持することで握力を鍛えます。
一見すると楽そうに思えるトレーニング方法ですが意外と効きます。
余裕のある人は腕を振ったりシュートの動作を入れる(ボールは離さない)などしてぜひやってみてください。
【0円】無料で握力を鍛える
「握力で出来ること」でも紹介しましたが缶コーヒーなどのスチール缶はかなり丈夫に出来ているためこれを握ることでも握力を鍛えることが出来ます。
その他にも新聞紙を丸めて握るなどお金を使わなくても握力トレーニングをすることは出来ます。
リスト強化もするべし
ハンドボールで強くなるために握力と一緒に鍛えたいのがリスト(手首)の強化。シュート力を上げるためには握力とともに手首の強さも必要となります。
ダンベルや空のペットボトルに砂を入れるなどしてリストカールで手首を鍛えましょう。
シュートが速いだけでも入る確率は上がりそれだけでも1つの大きな武器になります。
まとめ:ハンドボールに握力は必要
ハンドボールで握力は必要ということで紹介しました。
今回の記事をまとめると
- 握力でハンドボールは有利になる
- 握力を鍛えるのにハンドグリップがおすすめ
- リストも強化するべき
最後まで読んでいただきありがとうございました。