【握力】CoCハンドグリッパーの強度と種類一覧【選び方まで解説】
握力を語る上で外すことができない世界最強の握力グリップ。米IRONMIND社の「キャプテンズ・オブ・クラッシュ ハンドグリッパー」(通称CoCグリッパー)
数多くあるハンドグリップの中で世界No.1ブランド。その最高強度はなんと165kg
CoCグリッパーはナンバーでレベル分けされており、握力愛好家の中では何番まで閉じられるかがレベルの指標になるほど有名なトレーニング器具となっています。
今回はそんなCoCグリッパーの強度と種類、選び方。CoCの魅力について紹介します。
CoCグリッパーの強度と種類
CoCグリッパーは「ガイド」から「No.4」まで全11種類の強度がありますが、日本で一般的なkgでなく海外のlb(ポンド)表記になっていたりとどれが何キロぐらいの負荷があるのか分かりにくいです。
どの種類がどのくらいの負荷があるのか分かりやすく表にまとめたのでCoCグリッパーを購入する際は以下の表を参考にしてみてください。
種類 | 強度 |
#G(ガイド) | 60lb(約27kg) |
#S(スポーツ) | 80lb(約36kg) |
#T(トレーナー) | 100lb(約45kg) |
#0.5(ポイントファイブ) | 120lb(約54kg) |
#No.1 | 140lb(約63kg) |
#No.1.5 | 167.5lb(約75kg) |
#No.2 | 195lb(約88kg) |
#No.2.5 | 237.5lb(約108kg) |
#No.3 | 280lb(127kg) |
#No.3.5 | 322.5lb(約146kg) |
#No.4 | 365lb(約165kg) |
成人男性の平均握力は40kg後半なので、まずは0.5(ポイントファイブ)かNo.1あたりをクラッシュ出来るかを目安に目標を上げていくのがおすすめです。
#No.2クラッシュで一般人卒業
握力専門の雑誌「握力王」でNo.2(約88kg)を初見で閉じられる人は稀と紹介されているほど初見でNo.2を閉じられる人はいません。
アスリートでも握力を専門に鍛えてなければこれを閉じるのは難しいレベルでしょう。
成人男性でも片手どころか両手を使っても閉じられない人が多く、このNo.2を閉じられると一般人卒業と言われています。
りんごを握りつぶすのに必要な握力が80kgと言われているので、りんごを潰せるようになりたい方はぜひこのNo.2をクラッシュ出来るようトレーニングに励んで挑戦してみてください。
#No.3クラッシュで公式認定される
No.3(約127kg)からクラッシュ出来るようになるとCoCグリッパーを作っているIRONMIND社から公式に認定されます。
2023年現時点で日本人の公式認定者はたったの9人
このNo.3を閉じられることができたら日本人最強。世界クラスの握力と言えます。
#No.4は人類最強レベル
世界最強の握力グリップのCoCグリッパー。その最高難易度を誇るのがNo.4
その強度はなんと165kg!!
ここまでいくと人間を卒業していると言っても過言ではありません。間違いなく人類最強レベルと言えます。
2023年現時点で世界でたったの6人。そして現時点で日本人は1人もいないので「日本一の握力」という称号が手に入ります。
ちなみにギネス認定されている握力はスウェーデンのマグナス・サミュエルソン氏の192kgが世界記録となっています。
最強の握力を目指したい方はぜひ目指してみてください。
CoCグリッパーの選び方
初めてCoCグリッパーを購入される方は自分の握力に近い強度のモデルを買っておくとよいでしょう。
握力トレーニングに慣れてきたら
- 1〜10回握れる強度
- 片手では1度も閉じられない強度
握力の強化には高強度のものを使用するのが効果的。これらのグリッパーでトレーニングを行うのがおすすめです。
握力が強くなってきたら次のレベルのグリッパーを用意し攻略する。このレベルアップの繰り返しが大切です。
#G(ガイド)もおすすめ
基本的なトレーニングに関しては自身の握力強度に近いグリッパー、自分の握力より強い強度のグリッパーがあれば効率的なトレーニングを行うことができます。
なぜCoCグリッパー最低強度のG(ガイド)がおすすめなのか、それはグリッパー攻略に必要なセット技術の習得のためです。
弱いから必要がないというわけではなく、弱いからこそセットクローズの練習や指かけの位置の調節などさまざまな練習に活用できます。
トレーニング前のアップにも便利に活用出来ます。
CoCグリッパーと安いハンドグリップの違い
正直なところCoCグリッパーは他の握力グリッパーと比べても高価です。CoCグリッパー1つ購入するのに安い握力グリッパーならいくつか購入できるほど値段に違いがあります。
ただ、世界No.1の握力ブランドだから高いというわけではなくしっかりと高いなりの理由があります。
- 圧倒的な握りやすさ
- シンプルで美しい外観
- 作りがしっかり高品質
- ハンドルが滑らない
安物のグリッパーはプラスチック製でローレット加工もされていないため、滑りやすく握りにくいものがほとんど。
CoCグリッパーは航空機にも使用されるプレミアム素材で形成されており、滑らないためのローレット加工が施されているので1度握ってみるとその「圧倒的な握りやすさ」を体験できることは間違いないでしょう。
ローレット加工とは金属に施される細かい凹凸状の加工のこと!滑り止め効果のある加工方法です。
海外製品ですがサイズ感や幅の広さも私たち日本人からも好評で、数多くのハンドグリップの中でも、最も速くパフォーマンスの向上が期待できると言われております。
強度ごとにナンバリングされており、この数字は世界共通。次は「No.○を閉じる!」と目標にすることや「No.○を閉じれた!」と達成感が感じられるのもCoCグリッパーの魅力の1つです。
まとめ:CoCグリッパーの強度と種類
CoCハンドグリッパーの強度と種類一覧【選び方まで解説】ということで紹介しました。
私自身、安物のハンドグリップを買ってみてもすぐにやめてしまったりと長続きしませんでしたが、CoCグリッパーを初めて触った時の硬さや握り心地「このグリッパーをクラッシュしてみたい」と感じたのが握力にハマったきっかけでした。
握力トレを始めてみると楽しく、ハマったきっかけになったCoCグリッパーの魅力について紹介したくなり本記事で紹介することにしました。
握りやすくナンバリングもされていることから「このナンバーをクラッシュしてみたい」と感じられるとても魅力のあるグリップなのでぜひこれから握力をトレーニングしたいと思っている方は1度CoCグリッパーを試してみてください。
握力を測るために激安握力計でも1つ持っておくと数値が上がっていることが実感できてモチベーションUPにも効果的なのでおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。