頭皮や髪のダメージに繋がるNG習慣9選
髪をきれいに保ちたい!とダメージケアに関心を寄せてケアをしていても、知らず知らずのうちに生活習慣から髪にダメージを与えているかもしれません。
髪の毛はとても繊細な組織でできており、湿気や環境の影響を受けやすく間違ったヘアケアをするとあっという間に痛んで元の髪には戻らなくなってしまいます。
そこで今回は頭皮や髪にダメージを与える悪い習慣を紹介します。
対策も合わせて紹介するので、髪に悪い習慣を続けて抜け毛や薄毛、パサパサ髪にならないためにも髪に良い習慣をするよう心掛けましょう。
髪のダメージに繋がるNG習慣9選
頭皮や髪にダメージがあると以下のようなデメリットがあります。
- ヘアカラーの持ちが悪くなる
- 髪の毛の艶がなくなる
- 髪質がパサパサになる
- 髪の毛がセットしにくくなる
- 抜け毛や薄毛
- 老けて見える
- 元の髪に戻らなくなるなど
頭皮や髪の毛が傷んでしまうとこのようなデメリットがあります。こうならないためにも日常の習慣には気をつけるようにしましょう。
それではNG習慣を詳しく紹介していきます。
①合わないシャンプーを使っている
シャンプー選びはとても大切です。頭皮や髪に合っていないシャンプーを使っているとダメージに繋がることがあります。
シャンプーによっては刺激の強いものが入っていることがあるため、特に敏感肌の人は注意が必要。
今使用しているものが自分に合っているのか、合っていないのか今一度気にしてみるのも良いかもしれません。
汚れを落とすのに必要な洗浄成分のあるシャンプー。シャンプー1つで髪のダメージだけでなくヘアカラーの持ちも変わります!
②すぐにシャンプーをする
髪を洗うときにすぐにシャンプーをするのはNG習慣!シャンプーをする前にぬるま湯で髪の根元をかき分けながらしっかりと予洗いしてあげましょう。
髪をサッと濡らしてすぐにシャンプーをするときちんと汚れが落ちずにニオイやうねりの原因にもなります。
ブラッシングが頭皮ケアにとても良いので髪を洗う前に行うとより効果的。ただしやり過ぎや絡んでいる髪の毛を無理に梳かすことはNG。
- 髪を濡らす前にブラッシング
- ぬるま湯でしっかりと予洗い
- シャンプーを泡立てて揉み込むように洗う
スタイリング剤などが頭皮に残ったままだと毛穴が詰まって髪の毛の成長を妨げてしまうので、十分に洗い流してあげるようにしましょう。
シャンプーをする時には摩擦を軽減するために泡立ててから耳上につけて頭皮に広げてあげるとさらに髪に優しいのでおすすめです!
熱いシャワーは頭皮にも髪にも負担をかけダメージを与えます。基本は38度前後、熱くても40度以下だと髪に優しく洗うことが出来ます。
③自然乾燥をする
濡れた状態の髪は傷みやすくなっているため、濡れたまま自然乾燥させるのは髪にとって悪い習慣です。
特に注意したいのが濡れたままの髪で寝てしまうこと。半乾きなどでも寝ている時の摩擦でキューティクルが剥がれる原因になります。
キューティクルが剥がれるとツヤが消えてパサパサ髪になったりうねりや癖毛の原因に…
髪の毛は湿り気がなくなるまでしっかり乾かして上げましょう。
ナイトキャップをかぶって寝るのが髪を保湿してくれて枕との摩擦も予防してくれるので効果的。特にシルクタイプが髪に優しくおすすめです。
ロングヘアの方は絡まらないように三つ編みにしたり、髪の毛を上に流して寝るのも良いでしょう。
④ドライヤーの当てすぎ
普段なんとなく髪の毛を乾かしているドライヤーですが、日常で使っているからこそ日頃特に注意したいのはドライヤーの使い方です。
- ドライヤーで乾かす時間が長い
- ドライヤーと髪の距離が近すぎる
しっかりと髪を乾かしてあげることはもちろん大切ですが、髪を洗った後はキューティクルが開き摩擦で傷つきやすい状態となっています。
そのため早く乾かそうとしてドライヤーを髪の近くに当ててしまうと痛みの原因となってしまうでしょう。
タオルドライをしっかり行なってドライヤーは吹き出し口付近が高音になるため20センチほどしっかりと離して髪を乾かしてあげるようにしましょう。
毎日使うドライヤー。毎日やっている習慣だからこそとても大切な習慣です!
⑤巻いた後のヘアスプレー
髪を巻いた後に使用する固めるためのスプレー
ヘアスタイルをキープするためには必要ですが、これにはアルコールが入っているものが多く、アルコールの成分は髪の毛の水分を蒸発させてしまいます。
必要な箇所に少量つけるのを意識してあげましょう。
⑥髪の毛の日焼け
紫外線対策で肌を対策している方は多くいるかと思いますが、紫外線の影響は肌だけではなく頭皮や髪の毛にも影響を及ぼします。
髪の紫外線の影響を気にしていない方は多くいますが、実は体の一番上にある頭皮・髪の毛は体の中でも一番多く紫外線を当たりやすい部分になります。
紫外線の影響でキューティクルが損傷したりし髪の毛が痛む原因になり、枝毛やパサつき、ヘアカラーが色褪せてしまうなどといったトラブルの原因にもなります。
外に出て日差しを浴びた日や髪が痛んでしまった日はシャンプーやトリートメントでアフターケアをしっかり行ってください。
外出時には帽子や日傘、髪にも使用できる日焼け止めスプレーなどで紫外線対策をしっかりとしてあげることが大切です。
⑦体の冷え
髪の健康を維持するためには頭皮の血流を良くすることが大切です。
女性の方には冷え性の方も多いですが、これは体の血流が悪い状態で体にはもちろん髪にも良くありません。
飲酒・喫煙もアルコールは薄毛の原因、タバコは血流が悪くなり「体の冷え」に繋がるので髪に悪い習慣になります。
冷え性の改善には運動をする、湯船にしっかり浸かることが効果的。頭皮マッサージをして血流を良くしてあげるのも良いでしょう。
また、入浴の際には入浴剤を入れてあげるとリラックス効果だけでなく疲れや冷え性改善にも効果があるのでおすすめです。
⑧食生活の偏り
食生活によっても頭皮や髪にダメージをもたらす場合があります。
- 糖分の摂りすぎ
- 脂質の摂りすぎ
- タンパク質不足
- ミネラル不足
- ビタミン不足など
亜鉛、鉄分といったミネラルやタンパク質は髪の成長に必要不可欠なので意識して摂るようにしましょう。
食生活が偏っていると髪質にも影響があります。
⑨睡眠不足
成長ホルモンの分泌に必要不可欠な睡眠も髪の成長に影響します。
ストレス自体がホルモンバランスを崩し、頭皮の血行不良や血管が収縮してしまうといったヘアサイクルの乱れを引き起こし、抜け毛が増えてしまうケースがあります。
睡眠不足は肌や髪だけでなく体のあらゆる不調を起こす原因となるので、ストレスと睡眠不足の悪循環に陥らないように気をつけましょう。
まとめ:体に悪いことは髪にも悪い
いかがだったでしょうか。
今回は頭皮や髪のダメージに繋がる習慣について紹介しました。
ここまで頭皮や髪のダメージに繋がるNG習慣を紹介しましたが、頭皮も髪も体の一部なので当然体にも悪いことは髪にも良くないということです。
- ストレス
- 食生活
- 睡眠不足
- 喫煙飲酒など
日々の生活からどうしても髪はダメージを受けてしまい、今回紹介した内容以外にも「髪の毛をキツく縛りすぎている」「ヘアカラー・パーマといった施術を繰り返す」といった習慣は繰り返していくうちに蓄積され大きなダメージとなってしまいます。
健康的で綺麗な髪の毛を保つためにも日々の生活の中で「健康的な食生活」「適度な運動」「ストレス解消」規則正しい生活を心がけて体にも髪にも良い習慣にしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。